Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
瀬谷 道夫; 呉田 昌俊; 曽山 和彦; 中村 仁宣; 原田 秀郎; 羽島 良一
Proceedings of INMM 55th Annual Meeting (Internet), 10 Pages, 2014/07
原子力機構は保障措置及び核セキュリティのための、次の先進的な核物質非破壊測定の基礎技術開発プログラムを実施してきている。(1)ZnS/BOセラミックシンチレータによるHe代替中性子検知技術、(2)中性子共鳴透過分析(NRTA)及び中性子共鳴捕獲分析(NRCA)の組み合わせによる中性子共鳴濃度分析法、(3)レーザー・コンプトン散乱線(大強度単色線)利用核共鳴蛍光NDA(1)は、供給不足が懸念されるHeに代わるZnS/BOセラミックシンチレータ中性子検出器の開発であり、(2)は、粒子状溶融燃料などの測定対象物中の核物質同位体組成比測定NDA技術開発、(3)は、レーザー・コンプトン散乱により発生させたエネルギー可変の大強度の単色線により引き起こすPu/U同位体の核共鳴蛍光反応を利用するNDAのためのプログラムである。この論文ではこれらについて紹介する。
植田 祥平; 江森 恒一; 飛田 勉*; 高橋 昌史*; 黒羽 操; 石井 太郎*; 沢 和弘
JAERI-Research 2003-025, 59 Pages, 2003/11
高温工学試験研究炉(HTTR)の出力上昇試験を実施した。HTTRの燃料性能を評価するため、原子炉保護設備の1次冷却材放射能計装,燃料破損検出装置(FFD),1次冷却材サンプリング設備により1次冷却材中の放射能濃度を測定した。その結果、1次冷却材中放射能濃度は10Bq/cm以下であり、Kr及びXe核種の濃度は0.1Bq/cm以下であった。Kr放出率(R/B)値は、原子炉出力60%以下において約210、定格30MW出力時において約710であった。事前解析によるKr放出率の予測値は、測定値とよく一致し、希ガスの放出機構が、燃料コンパクトマトリックス部の汚染ウランの核分裂により生成し、反跳から拡散へと変化することが示された。
大石 哲也; 堤 正博; 杉田 武志*; 吉田 真
Journal of Nuclear Science and Technology, 40(6), p.441 - 445, 2003/06
被引用回数:1 パーセンタイル:10.87(Nuclear Science & Technology)さまざまな種類の放射性線源を対象とした、線検出システムの設計及び最適化を目的としてEGS4ユーザーコードを開発した。本コードは、PRESTA-CGに基づいて作製された。PRESTA-CGは、EGS4における電子輸送に関する部分を改良するとともに、組み込み体系法(CG法)が利用できるように特化されている。本ユーザーコードの主な追加機能は、線源の定義に関するものと光子の輸送に関するものとの二つに分けられる。妥当性の検証のために、開発したユーザーコードを二種類の検出システムに適用した。その結果、本ユーザーコードにより、簡易な操作を行うだけでさまざまな線源に対する複雑な検出システムの詳細なレスポンス解析が可能であることがわかった。
鍋島 邦彦; Ayaz, E.*; Seker, S.*; Barutcu, B.*; Trkcan, E.*
Proceedings of International Conference on Artificial Neural Networks and the International Conference on Neural Information Processing (ICANN/ICONIP 2003), p.406 - 409, 2003/06
ニューラルネットワークとエキスパートシステムを利用して、オランダボルセレ原子力発電所のオンラインプラント監視システムを開発した。フィードフォワード型及びリカレント型ネットワークを用いてプラントのモデル化と異常検知を行い、ルールベース型エキスパートシステムでプラント診断を行った。オフラインによる結果から、ニューラルネットワークがプラント動特性を正確にモデル化できることが示された。また、オンラインの結果より、本監視システムがプラント状態を実時間で診断できることが明らかになった。
春山 満夫; 蔀 肇; 中村 清
JAERI-Tech 2003-025, 29 Pages, 2003/03
原研とインドネシア原子力庁(BATAN)との取決め「付属書III炉物理及び技術の分野における協力」に基づく技術協力の一環として、燃料破損検出システム(FFDS)の改修が多目的研究炉RSG-G.A.Siwabessy(RSG-GAS)においてジョイントワークにより実施された。システムは遅発中性子検出法を採用している。改修に対する設計上の要求は、(1)現用システムのユニット及び手持ちの予備品を出来るだけ長く使うこと、及び、(2)メンテナンスの困難なユニットをメンテナンスの容易なものまたは市場で入手容易なものと置き換えること、である。改修したシステムは、従来のものより約2倍高い遅発中性子感度とともに多重監視を可能とすることによって、より高い信頼性を実現した。本報告では、改修したシステムの仕様,設置,調整方法及び特性並びに高出力炉運転におけるFFDSとしての運用方法を述べる。
大石 哲也; 堤 正博; 杉田 武志*; 吉田 真
Proceedings of 1st Asian and Oceanic Congress for Radiation Protection (AOCRP-1) (CD-ROM), 9 Pages, 2002/10
複雑な形状の放射性線源に対する線検出システムを設計するために、EGS4ユーザーコードを開発した。このコードは、EGS4に対して電子輸送に関する改良を加えるとともに組み込み体系(CG)の利用を可能としたPRESTA-CGをベースとしている。コードには新たな機能を組み込んでおり、粒子輸送に関する部分と線源の定義に関する部分との二つに大別される。コードの有効性を示すために、低レベル放射性廃棄物のモニタリング用に用いられる検出器に対してコードを適用した。その結果、アンチコンプトンスペクトロメータのレスポンスやコンクリート建家における放射線バックグラウンドが適切に評価されることがわかった。
松林 政仁; 小林 久夫*; J.T.Lindsay*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 424(1), p.165 - 171, 1999/00
被引用回数:2 パーセンタイル:27.54(Instruments & Instrumentation)中性子ラジオグラフィ装置で使用される中性子ビームの実効エネルギーを決定するために新しく線質計を設計・製作した。新たに製作された5個の線質計の性能をオリジナルと比較した。性能試験ではフィルタを用いる場合と用いない場合の熱中性子(立教大学炉、JRR-3M及びミシガン大学炉)及び導管によって導かれる冷中性子(JRR-3M)が使用された。フィルタとしては鉛及びビスマスが使用された。さらにガドリニウムとX線フィルム、中性子用イメージングプレート、蛍光コンバータと冷却型CCDカメラ及び蛍光コンバータとSIT管カメラの異なる4種類の撮像システムを用いた試験も実施した。その結果、同一中性子ビームに対する5個の線質計の個体差が明らかになったとともに、使用する撮像システムに依存した実効エネルギーの相違が確認された。
村上 義夫
フィジクス, 7(8), p.528 - 531, 1986/08
核融合装置は原子力分野では初めての本格的な真空装置であるが、高温プラズマを取扱うことや装置の大型化のために真空科学技術に新たな課題を投げ掛けている。ここでは、これらに関連して、プラズマ-壁相互作用、大型装置のための真空技術、漏れ探し、真空排気系のそれぞれについての課題を述べる。
村上 義夫; 中村 和幸; 阿部 哲也; 小泉 建治郎*
JAERI-M 8513, 40 Pages, 1979/10
国際トカマク炉(INTOR)の概念設計に必要な真空技術に関するデータベースについて調査検討を行うとともに、INTOR-Jの主要な真空パラメータの評価を行った。本報告では、トーラス真空容器とその排気系について記述されており、真空壁の位置、真空ポンプの選定、採りうる最大排気速度、真空壁の清浄化などについて検討されている。特にクライオポンプによるヘリウム排気の問題点や再生の頻度、トリチウムインベントリーについて詳しく評価してある。真空系に及ぼす放射線の影響や遠隔操作による洩れ検知法についても調査した。
眞田 幸尚; 鳥居 建男; 村岡 浩治*
no journal, ,
In order to examine the environmental influence by accident of the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Station, the radiation measurement using the unmanned aircraft system (UAS) was conducted. What is to use a UAS was suitable for the radiation measurement in wide area. After the accident, we developed various systems that are unmanned helicopter, unmanned airplane and drone for airborne monitoring. This paper is described a development situation of UAS for radiation monitoring. In addition, we describe the detail of the unmanned airplane as the example of UASs development.
Lee, H.-J.; Rodriguez, D.; Rossi, F.; 小泉 光生; 高橋 時音
no journal, ,
Under the MEXT research program, The Integrated Support Center for Nuclear Nonproliferation and Nuclear Security of the Japan Atomic Energy Agency is developing Delayed Gamma-ray Spectroscopy (DGS). The DGS instrument irradiates a sample with neutrons to induce fission and then observes gamma rays emitted during the radioactive decay of the fission products. Since DGS uses neutron sources, it is important to monitor these to both confirm the source consistency and normalize delayed gamma-ray spectra. In addition, prompt-fission and delayed neutron signatures can be used to verify the DGS analysis. To do this, He and He neutron detectors have been investigated. Since the DGS instrument must be compact, the neutron detectors will be close to the neutron sources and fissionable samples within the instrument. Consequently, several characterization studies were performed for short source-detector distances. This paper will describe experimental results with associated simulations, in light of how the neutron detection systems will be integrated into the DGS instrument.